2100年の科学ライフについて(読み始め)
バーチャルリアリティの話とは少し逸れますが、
現在、『2100年の科学ライフ』という本を読んでいます。
この本は、世界のトップクラスの科学者や思想家など300人以上にインタビューを行った理論物理学者のミチオ・カク氏の著書です。
最先端の科学者たちが見る、今世紀に起こりうる未来について
単なる夢想に留まらず、最新の研究成果等をベースとした視点で書かれており、
未来予測的な部類の本としては、比較的信憑性のある本なのではと思います。
なぜ、私がこの本を読み始めたのかというと、
バーチャルリアリティを調べていく中で、
コンピュータの分野だけでなく、様々な分野における点と点が
線になり、繋がっていくような印象を受けたからです。
この印象については、
先日のVRクリエイティブアワード2016の雑感でも書きました。
----引用----
■ アートとテクノロジーとバイオが近しくなっている。
■ いわゆる、テクノロジーの進歩(VR等)によって、
これまで人間の感覚的な限界への挑戦であったアート(芸術)の領域が
普遍的で実用的な世界(産業)でも使われるようになる。
その追求には、そもそも生物(バイオ)としての
人間という構造体の理解が必要であり、
それもテクノロジー(バイオテクノロジー)によって今後理解が深まっていく。
■ これまで各分野は専門的で点と点のように離れた関係であったが、
テクノロジー(VR等)によってその点と点が線で結ばれていくだろう。
なんとなく、そんなことを感じました。
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では、バーチャルリアリティ以外の分野については、
今後どのように発展していくのだろう?
そういった疑問から、本書に辿り着きました。
現在、内容を読み進めておりますが、
非常に面白いですね。
まさか、そんなことが起こっているのか、
これはSFの話ではないのか?
といった驚きの内容が散りばめられています。
ただ、専門的な内容をわかりやすく書かれてはいるのですが、
私の背景知識が乏しすぎて、何回か読み直さないと
よく理解することは難しいなという状態です。
ただただ圧倒されているような状態ですね。
(もちろん、何回か読み直したとしても、にわか理解にはなりますが。。)
じっくり何回か読んでみて、
なんとなく整理が出来てきたら、
本ブログでも取り上げていきたいなと思っています。
VR以外の分野にも視野を広げるという意味では、
とてもオススメの本だと思います。
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