VR CREATIVE AWARD 2016
昨日は御茶ノ水のデジタルハリウッド大学で、
「VR CREATIVE AWARD 2016」が開催されました。
ファイナリスト作品と、受賞結果は下記HPに掲載されています。
私はファイナリストのプレゼンテーションまでは現地におり、
その後別件の用事があったため、作品の体験はできませんでした。
しかし、プレゼンテーションだけでも
各コンテンツの魅力は伝わってきました。
全体を通しての雑感だけでも下記に記しておきます。
<エクステンションとしてのVR>
■ 人間の身体上の制約や現実の物体・物理上の制約を超えた発想がVRでは可能。
いわゆる、エクステンションとしてのVR。
■ 実際に、今回のファイナリスト作品のほとんどが、
そうした現実拡張的な要素のVRコンテンツだった。
■ つまり、現実の制約を超えた発想を具現化することが、
これからの時代では可能になってくるということである。
<ノンバーバルとコラボレート>
■「ノンバーバル」「コラボレート(共同作業)」というのは、
VR時代のキーワード。
■ 非言語によるコミュニケーション、つまり、感覚的な共有と、
その先に感覚的な共同作業がある。
これは人間のコミュニケーションの伝達速度と複雑性を向上させる
新たな技術といっていいだろう。
<アートとテクノロジーとバイオ>
■ アートとテクノロジーとバイオが近しくなっている。
■ いわゆる、テクノロジーの進歩(VR等)によって、
これまで人間の感覚的な限界への挑戦であったアート(芸術)の領域が
普遍的で実用的な世界(産業)でも使われるようになる。
その追求には、そもそも生物(バイオ)としての
人間という構造体の理解が必要であり、
それもテクノロジー(バイオテクノロジー)によって今後理解が深まっていく。
■ これまで各分野は専門的で点と点のように離れた関係であったが、
テクノロジー(VR等)によってその点と点が線で結ばれていくだろう。
なんとなく、そんなことを感じました。
以上です。
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