【VR以外含む】2100年の科学ライフ<人工知能の未来(序章〜近未来〜世紀の半ば)>
「2100年の科学ライフ」で、特に印象的だった内容をメモするシリーズです。
<人工知能の未来(序章)>
・2009年 アシロマ会議 →機械 vs 人間 の議論
・ロボット 2種類
→人間の指示に従って動くロボット ← ASIMOはこっち
→自律的に動くロボット
・脳にはプログラムもソフトウェアもいっさいない。
脳はむしろ「ニューラル・ネットワークであり、
複雑に絡み合ったニューロンが絶えず配線を繋ぎ替えている。
「正しい判断をするたび、そのニューロンの経路が強化される」
→継続は力なり
・ニューラルネットワークは、デジタルコンピュータとは全く構造が違う
・ロボットの課題
→概念理解ができない
→常識がない
→経験によって学べない
6歳児の知っている常識を記述するには、
何億行ものコードが必要になる。
<人工知能の未来(近未来〜世紀の半ば)>
→形式化されたルールベースのシステムに従う
・世界のロボット(商用)の30%が日本にある。
・2日オンは人口動態的な脅威に直面している。
・モジュール型ロボット
・科学者は現在、感情の真の本質を理解しだしている。
まず、感情は我々に、自分にとって良いものと害のあるものを教えてくれる。
・感情の主な目的の一つは、我々に価値観を与え、何が重要で、何が可愛くて、
何が貴重なのかを決められるようにすること。
→感情がなければ、すべてが同じ価値になる。
<脳の構造>
爬虫類の脳・・・平衡感覚、攻撃性、縄張り意識、食糧探し
大脳辺縁系・・・集団で狩りをする社会的な動物は、群れのルールを
理解するために、高度な知力を必要とする。
大脳皮質・・・物事を推論する。○○、ということは□□では?
(未来がわかってしまう。)
・光遺伝学
→神経経路を明らかにする
→行動を制御できる
・ショウジョウバエでは行動の誘発に関わるニューロンはたった2個だが、
マウスの意思決定では300個が活性化される。
・一つ一つが何千もの他のニューロンと繋がっている。数十億のニューロン。
→一つ一つを実際につきとめる
・2009年 人の大脳皮質の1% ニューロン16億個と結合9兆個
ほぼ猫の大脳皮質にあたるものをシミュレーションすることに成功
・どの遺伝子も、何らかのタンパク質のコードとなっているが、
そうしたタンパク質の大半が人体でどのような役割を果たしているのか不明。
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