【VR以外含む】2100年の科学ライフ<はじめに>
「2100年の科学ライフ」で、特に印象的だった内容をメモするシリーズです。
<はじめに>
・未来を理解する上で重要なのは、自然の基本的な法則をつかみ、それを発明やマシンや治療法へ応用して、はるか遠い未来の文明の特徴をより明確にすること。
・科学者でありながら、未来を語る本を書いている点で本書はめずらしい。
・世界でもトップクラスの科学者や思想家・夢想家300人以上にインタビューした内容を元にして著されている。
・レオナルド・ダ・ヴィンチは、当時の進歩的な考えを持つ何人かに助言を求め、未来への深い洞察を得た。いつでも実験し、物を作り、設計図を書いた。
・ジュール・ヴェンヌは「20世紀のパリ」及び「月世界旅行」で驚くほどの正確さで100年予測をした。科学者を見つけては質問を浴びせていた。
・本書も似たようなやり方をしている。
・未来についての予言は、上記のようなわずかな例外を除けば、常にテクノロジーの進歩ペースを過小評価している。
・歴史を残すのは楽観論者であって、悲観論者ではない。
・本書で触れる科学的発展の内容は、これまで知られている物理法則※と矛盾しない。
・2100年までに我々は、かつて恐れ敬っていた神々のようになるべく運命付けられている(宗教的な意味ではなく、テクノロジーの進歩で実現しうる世界の比喩)
・考え方の基礎としては量子論が土台となる
コンピュータ →心の力で物を操れるようになる
ナノテクノロジー →何もないところから何かが生み出せるようになる
人工知能 →ものに知能を持たせられる
バイオテクノロジー →完璧な体を作れる
・現代のテクノロジーと原始的な祖先の葛藤があるところでは、原始の欲求が勝つ
→穴居人の原理
・未来の人々の社会的欲求を予測したければ、10万年前の社会的交流を考え、10億倍すればいい
→噂、ゴシップ、ソーシャルネットワーク、娯楽
・娯楽・・・部族内での自分の地位を確立するためにも重要だった。異性への健康誇示表現
・芸術の創造は、娯楽のためになっただけでなく、大半の情報を記号的に扱う我々の脳の進化において、重要な役割を果たした。
※その他メモ
・自然界の4つの力と基本法則
1. 重力・・・アイザック・ニュートン
→蒸気機関・機関車 →産業革命
2. 電磁力・・・トーマス・エジソン、マイケル・ファラデー、ジェームズ・クラーク・マクスウェル
→電化製品 →電子の革命
→量子論
3. 弱い核力・・・アインシュタイン
4. 強い核力・・・アインシュタイン
→核兵器など
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