【VR以外含む】2100年の科学ライフ<ナノテクノロジー(序章〜近未来〜世紀の半ば)>
「2100年の科学ライフ」で、特に印象的だった内容をメモするシリーズです。
<ナノテクノロジー(序章)>
・原子を操作・・・原子を構成単位としてものを作る
・オーダーメイドの時代。単位の縮小化。
・2020年前後にムーアの法則が揺らぎ始め、シリコンのトランジスタに代わるものが必要。でないと世界経済は混乱に陥る恐れがある。
・日常生活で量子論的な力が働くのは見えない。しかし、いたるところに存在する。
原子の内部はほとんど空なので、壁を通り抜けることもできるはずだ。
体が隙間だらけ。
・「パウリの排他律」・・・同じ量子状態に2個の電子は存在できない
→だから中身は詰まっているように見える。しかし錯覚。物質は空っぽ。
「触れる」ときは直接当たっていない。
微弱な原子間力によって離れている。
・なぜぶつかり合わないのか?斥け(しりぞけ)合う
→量子論が働くから
それがなければぶつかってバラバラになる
・あるスケールから別のスケールに移れば、物理法則は変化する。
原子を支配する法則は、銀河を支配する法則とは全く違っている。
・マイクロコーディング
微小電子機械(MEMS)
<ナノテクノロジー(近未来〜世紀の半ば)>
・スマートピル・・・飲み込んだ後、電子的に追跡できる
薬をしかるべき部位に伝達可。
ナノ粒子を血中に入れて循環させ、
目的地で薬を放出する。
→ナノカーは遠隔操縦可
ナノロッドは磁力でもできる
・タンパク質は生命の構成要素
筋肉も皮膚も髪もホルモンも酵素もタンパク質でできている
・カーボンナノチューブは産業に利用されている
鋼鉄より丈夫で電気を通す。炭素を素材
シリコンに代わるもの、炭素?
・並列処理は脳の働きにおいても鍵を握っている
脳はタスクを細かく分割して、全部のかけらを同時に処理している
これでニューロン(時速300km)がスーパーコンピューター(光の速さ)を
上回る能力を出せる理由がわかる
・量子コンピュータでは、ビットではなく「キュービット」(量子ビット)を使う
「カトム」・・・プログラム可能な物質
→運送業者に新しい家具や家電を運んでもらうのではなく
ソフトウェアをDLして古いものをリサイクルするだけに
なるかもしれない
・多くの個体をしっかりとまとめている強い原子力間に比べ、
カトム間に働いている静電気力は弱い
静電気力→これで量子論的な力を再現できる?
(立方体を小さくすると電気力が強くなる)
・いずれ電気力を制御することで、魔法使いのようにカトムを
どんな形にも配置できるだろう
・今世紀の終盤までには、ボタンひとつで建物まるごとや
都市さえできるようになる可能性がある
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