【VR以外含む】2100年の科学ライフ<医療の未来(序章〜近未来〜世紀の半ば〜遠い未来)>
「2100年の科学ライフ」で、特に印象的だった内容をメモするシリーズです。
<医療の未来(序章〜近未来〜^世紀の半ば〜遠い未来)>
<生命情報科学>
・「生命の書」・・・ヒトゲノム
・治療だけでなく、人体の強化や新しい生命の創造にも向けられるだろう
・ロバート・ランザ
組織工学 →ヒューマンボディショップ
・DNAの構造が二重螺旋。長さは1.8m。
ATCG(アデニン、チミン、シトシソ、グアニン)
30億個連なる、塩基。
・生物学は今や情報科学となっている
→バイオインフォマティクス(生命情報科学)
・知識を整理するには、覚えるのと同じくらい忘れることが重要
<老化について>
・老化現象にまつわるなぞは現在解明が進んでいる。
ところで、そこでは遺伝学が決定的な役割を果たしている。
老化・・・遺伝子や細胞レベルでのエラーの蓄積
熱力学第二法則の副産物
「エントロピーの総和は常に増加する」
→他の場所でエントロピーを増やせれば、
ある場所で実際にエントロピーを減らし、
老化を逆戻りさせることも可能
※冷蔵庫
内部:エントロピー低下
裏:モーターが熱 →エントロピー増加
・エストロゲン(女性に多い)
→若さと活力を保つ
→エントロピーの総量の増加
→一方で、乳がんなどを発生させる原因にもなりうる
抗酸化物質?
・「老化」が起こる場所は、ガソリンを参加して燃焼させる「エンジン」
・カロリー制限(摂取するカロリーを30%以上減らす)によって
寿命が30%延びる
カロリー制限は延命効果が保証されている唯一の手段(現状)
動物界の全体にわたり、繰り返し検証され、必ず成功している
・カロリー制限の効果をもたらすSIR2という遺伝子
→エネルギー貯蔵量が少ないと活性化
・マウス、ヒトでそれに相当するもの→SIR1
→サーチュインというタンパク質を作り出す
→サーチュインを活性化させるのはレスベラトロールという物質
→レスベラトロールは赤ワインに多く含まれる
・120クラブ
<生命とは>
・生命の本質は死にはなく、不死にこそある。
DNAは不死の分子。この分子は35億年前からあると言われる。
それが複製を繰り返すことで今も存在している。
・大型の動物の方が代謝率が低く、長生きする。
・人は長生きになるにつれ、キャリアを追い求めて出産を遅らせている。
・これまで地上に存在してきた全人類の6%にあたる人が現在生きている。
・ルーシー・ゲノムプロジェクト
・同じ霊長類の仲間と比べても、ヒトのASPM遺伝子は
最高に速いペースで変異してきた。
・生命の遺伝子操作は年々簡単になっている。
コストは急落し続け、情報はインターネットで広く入手する。
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