3Dオーディオ・立体音響とVR
VR・バーチャルリアリティというと、視覚的な360度に広がる映像を
思い浮かべるケースが多いと思います。
しかし、今回はそれだけでなく、
聴覚的な、つまり3Dオーディオのようなものも
大きな可能性を秘めているということをメモしておきます。
まず、下記の動画をイヤホンで聞いてみます。
・マッチ
・セロハンテープ
・ハサミ
・ドライヤー
・風船
・コップに飲み物を注ぐ
・袋
等
様々な音が360度の角度から聞こえてきます。
人間は、音で気配を感じることができるそうです。
まるで後ろに人がいるのではないか?
没入感の高いVRの映像と組み合わせれば、
バーチャル・リアリティ感は高まるというわけです。
なお、今回私は初めて知ったのですが、
ASMR(Autonomous Sensory Meridian Response)という言葉があるようです。
これは、直訳で「自律的な感覚の絶頂的反応」、
よく音で快感を得るという表現を表す時に使われるようです。
例えば下記のようなものがそれに当たります。
"耳のクリーニング"音の動画のようですね。
他にもたくさんASMR関連のコンテンツがあるようです。
これは、立体音響の一つの使われ方、側面であると思います。
VRによって、映像の視覚的効果と、立体音響による聴覚的効果で
より没入感の高いバーチャル・リアリティが今後作られるでしょう。
現実には存在しない空間や体験をリアリティを持って体感できるということです。
3Dオーディオ、立体音響については今後も注目していきたいですね。
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