VR用語シリーズ[1]:メタバース
VRに関係する用語を取り上げるメモです。
今回は「メタバース」について取り上げます。
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メタバースとは、コンピューターによって生み出されてインターネット上に存在する仮想世界のこと。
3次元コンピュータグラフィックス (3DCG) 技術によって3次元の立体空間として表現されるものが多い。
語源は、SF作家のニール・スティーヴンスンが自著『スノウ・クラッシュ』の中で使用したメタ (meta) とユニバース (universe) の合成語。
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イメージとしては、「セカンドライフ」が分かりやすいですね。
2000年代に流行しかけましたが、2010年前後で一度途絶えてしまいました。
しかし、VR元年となった今年、メタバースは再び注目のワードとなるかもしれません。
ちなみに、メタバースは元々宇宙に関する言葉で、
関連用語としては、下記があります。
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ユニバース、宇宙 (Universe):われわれが住んでいる既知の宇宙の大きさ/構造 (属性/様態) に関する文脈の内部記述。ユニバースはコスモスとも呼ばれる。ユニバースは特定の時空次元数と物理法則を持つ特定の単一の時空組織である。他のユニバースは、われわれのユニバースとは異なる時空の次元数と異なる物理法則を持つであろう[3][4]。
マルチバース、多元宇宙 (Multiverse):全宇宙の無限集合であるオムニバースの部分集合。ユニバースの集合。
メタバース (Metaverse):既知の集合。マルチバースにおける観測される変化。
注意:情報科学では、メタバースはある単一の個々の宇宙の物理的実在に基づく仮想現実シミュレーションである。来たるべき世紀にはマトリョーシカ・ブレインおよびジュピター・ブレインの巨大な配列を用いたそのようなシミュレーションを作り出すことが可能となることが考えられる。
ゼノバース、キセノバース (Xenoverse):未知の集合。どのようにマルチバースを創成するのかを司る法則。
オムニバース (Omniverse):すべての可能な属性および様態の集合。マルチバースはそのチャイルドユニバース(子宇宙)の属性/様態によって分類される。次の階層構造が成り立つ:1. 時空におけるわれわれの位置、2. この宇宙(ユニバース)、3. 多元宇宙(マルチバース)、4. メタバース、5. ゼノバース、6. オムニバース。
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wikipediaには以下の記述があります。
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現在は、メタバースを構築するためのサーバーソフトのオープンソース化が進展しつつあり、OpenSimulator(オープン・シム)といった、個人のパソコンをサーバとして動作させコンテンツを提供できる環境が登場している。(公式のゲームサーバエミュレータと考えることも出来る。)野村総合研究所などの分析によれば、これによって仮想世界の構築が容易になり、通常のウェブブラウザで容易にアクセスできるようにれば、ユーザーのニーズに応じた複数のメタバースが誕生し、「マルチバース」の時代が来ると予想されている。
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