VRの利用型ビジネスモデル
昨日のネットカフェ×VRの記事メモに関連して、
よくよく考えれば、VRの利用型ビジネスモデルというのは
今後一つの型になりうるのかな、と思いました。
「VR THEATER」で考えると、こんな感じです。
----現在決まっていること----
・1回の視聴は600円
・「VR THEATER」開始時は、1店舗当たり最低2台のGear VRが用意され、最大でも6台
・年内に「VR THEATER」を1,000ヶ所に導入
----想定----
・仮に1店舗あたり平均4人/日が利用と想定
・1人につき1回視聴と想定
・毎月コンテンツ(先行PVのような限定コンテンツ)を入れ替えし、
顧客数をリテンションできるとする
→4人/店舗/日×600円/1視聴×1,000店舗×30日=7,200万円/月(売上)
→8億6,400万円/年(売上)
ここから人件費や設備維持コストなどを差し引き、
さらに連携企業同士でレベニューシェア?のような形で分配するのかなと想定します。
昨日のブログでも書いたように、
下記のような副次的効果も考えると、
やってみる価値はあったのかな?と思いました。
----直接収入以外の想定副次的価値-----
・一般ユーザがVRを知る「入り口」の一つになる【ユーザ視点】
・話題性(プロモーション)になる【サービサー視点】
・「店舗」にVRを設置するという先行事例になる【マーケット視点】
カーシェア、ルームシェア、のように
なんでも保有しない利用型(クラウド型)の昨今のビジネスモデルの
時流に乗っているなあという感じはしますね。
なんとなく、こういった場所をプロモーションの場として活用し、
先行VRを限定で配信して話題性を呼び、
しばらくしたらエンドユーザは自分の家のVRにもダウンロードできるみたいな
段階的なコンテンツ流通スキームが生まれてきたりするかもしれませんね。
(一斉に配信するよりもその方が何段階かにわたってクチコミ・話題を呼ぶ
機会を創出できますし、イベント型のプロモーションに持って行きやすい
メリットがあります)
今後もVRの利用型ビジネスモデルは期待ですね。
※下記画像は単なるアイキャッチです
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