VRに関するメモ&まとめ

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【参加メモ】Japan VR Fest 特別編 春の新技術勉強会

 

4/2に、「Japan VR Fest 特別編 春の新技術勉強会」が開催されました。

開発者でもない私が参加して良いものかと、ビクビクしながら参加しましたが、

非常に勉強になる話を色々聞けて良かったです。

 

【感想等メモ】

 

1. ニコファーレ等の紹介(オープニング)

 

@MobileHackerz さんより、ニコファーレ等の紹介がありました。

ドワンゴで「ネットとリアルをつなぐ」お仕事をされていらっしゃるとのことです。

nicofarre ニコファーレ

 

 

2. IDEALENS

こちらは、一体機のヘッドマウントディスプレイ(以下、HMD)。

GearVR等のモバイルVRであればスマホHMD

Oculus等のハイエンドVRであればPCとHMDといったふうに、

HMD単体ではないものが一般的ですが、

こちらはスマホやPCを使わない一体型のものです。

 

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Androidベースの開発

Wi-Fi ,Bluetooth,USB等が挿さります。

・コントローラは開発中。

SDKは6月リリースとのこと。

・ケーブルレス

 

 

 体験させていただきましたが、

とてもスムーズに動作されていました。

ケーブルレスなのは非常に良いですね。

店舗等の設置や持ち運びにも適してそうです。 

 

 

3. Telepathy Walker

こちらはAR関連のデバイス。 

 現在は工事現場などで活用されています。

 遠隔操作ソフトで有名なオプティム社とワンパッケージソリューションを展開されているようです。

 

下記のリンク先でKickStarterされています。

 

www.kickstarter.com

 

 

4. MT4VR

プレゼン出だしの「お金がなくてパワポが使えないので、Unityでスライド作りました」で、完全にプレゼンに引き込まれました笑

そして、「モーフィング」という技術がとても参考になりました。

 

いわゆる、動画ではなく、静止画2枚で始点と終点にモーションをかけることで

まるで動画のようになめらかな動きを表現するという技術です。

 

 

これであれば、4Kや8Kといった大容量のものでも、

動画でなく静止画を使って表現する可能性が見えてきます。

プレゼンで紹介されていた、VR内のデスクトップ背景のような用途でも

今後考えられると思います。

 注目の技術ですね。

 

 

5. onAirVR

こちらはWi-Fiでクオリティの高いコンテンツ視聴が可能というもの。

VRしながら動くイベントのようなシーンに最適な技術です。 

 

下記の動画が参考になります。(新宿のイベント)

 

 余談ですが、もともとサイネージ関連の仕事がメインということで、

動画がとても良いですね。

バックグラウンドミュージックも個人的には良かったと思います。

新宿のイベントの演出も良かった。

 

動画はこちらから見られます。

www.youtube.com

 

onAirVRではWi-Fiを活用するため、

デバイスのバッテリーを長時間キープできるのもメリットに挙げられます。

発熱の心配も避けられるとのこと。

 

デモでも問題なく体験できました。

 

 

こちらに紹介動画がありましたので、参考に貼っておきます。

Clicked, Inc | AirVR

 

今後のビジョンとしては「onAirVRで安いHMDを実現させること」とのことです。

一般にVRが普及するには10万円を超えるような価格では高いと見ているようで、

3〜4万円でないと普及しないだろうとおっしゃっていました。

非常に良いビジョンだなと思いました。

 

以上、簡単に参加メモでした

 

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