VRの普及に向けた課題(雑感)
今日は、VRの普及(日本視点)に向けた課題について、
雑感のメモを書きます。
【課題1:VR関連スタートアップ支援(特にファンド的な)】
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現状では、VRはどうなるかわからない市場ですので、
大企業が本腰を入れて取り組むのはまだまだ先になると考えています。
(ソニー等のデバイス側を除く、特にコンテンツやPF系)
そうした状況では、スタートアップのようなエッジの効いたプロジェクトベースで
どんどん挑戦していく人たちが必要と考えます。
もちろん、そうした状況を見据えて、GREEやコロプラ、gumiのような企業は
VRファンド的な役割を担っております。
しかし、まだまだ黎明期の状況ですので、よりそうした動きが生まれることを期待したいですね。
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【課題2:エンドユーザ価格(値段が高い?)】
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これはプロモーション的な問題もあるのかもしれませんが、
OculusやViveなど、HMDだけで十数万、ハイエンドPCも含めると20〜30万円となると、普通の人では手が出せません。
PSVRはPS4と合わせても8〜9万円ですので、やや手の届く範囲でしょうか?(人に寄るのでなんとも言えません)
また、コンテンツの価格もどのようになるのか、いまいち不透明なところはあります。
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【課題3:酔いやVR内でのモーション等】
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これは利用シーンでの課題ですが、コンテンツの作りによってかなり酔うとのこと。
また、HTC Viveはルームスケールやハンドコントローラのようなモーションに強みを持っていますが、VR内でどのような動作を取れるか、いかに自然に動けるかが今後の課題とみて良いと思います。
以上、3点を今回は挙げてみました。
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