【VR以外含む】2100年の科学ライフ<人工知能の未来(遠い未来)>
「2100年の科学ライフ」で、特に印象的だった内容をメモするシリーズです。
<人工知能の未来(遠い未来)>
・「スカイネット」
→シンギュラリティ
<意識とは?>
1. 環境を感知し、認識する・・・感知能力、センサー
2. 自己認識する・・・一部の動物のみ
→多くの動物には、自我の意識がない
サルやゾウ、イルカ、一部の鳥は、鏡の中の像が自分だとわかる
3. 目標とプランを設定して未来に備える
→つまり、未来をシミュレートし戦略を練る
→人間のみ、高度に可能
・具体的な目標(食べ物を取る、など)があると、霊長類はその目標に到達すべく
直近の未来に対するプランを立てる。
・ところが一般に、動物は遠い過去や未来の感覚をよく発達させていない。
一見したところ、動物界には「明日」がないように思える。
<成功が予想される素質は何か?>
・欲求を先延ばしにする能力
→すぐに欲求を満足させること(マシュマロをもらって食べる等)を控え、
「長い目で見て」もっと大きな報酬を得ようとする(マシュマロを
2つ手に入れる、など)子供が、将来の成功を測るほぼすべての尺度で
一貫して高い得点をあげていた。
・未来に備えるには、常識と、何ができるかについての直感的な理解と
ここの目標に到達するまでの具体的な戦略を必要とする。
・「特異点(シンギュラリティ)」
レイ・カーツワイル、など
シンギュラリティ大学
・社会ロボット工学(ソーシャル・ロボティクス)
→フレンドリーな人工知能
・ボトムアップ型のアプローチ
ロドニー・ブルックス
・障害物にぶつかりながら、ボトムアップ型のアプローチで
学習する昆虫に似たロボット
→自走式の掃除機の「アイロボット社(ルンバ?)」の
創始者の一人。
・流行を追うのではなく、新しい考え方、パラダイムを変える
「試行錯誤」
・我々の思考の素地
→異性や仲間の目に良く映ること
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【VR以外含む】2100年の科学ライフ<人工知能の未来(序章〜近未来〜世紀の半ば)>
「2100年の科学ライフ」で、特に印象的だった内容をメモするシリーズです。
<人工知能の未来(序章)>
・2009年 アシロマ会議 →機械 vs 人間 の議論
・ロボット 2種類
→人間の指示に従って動くロボット ← ASIMOはこっち
→自律的に動くロボット
・脳にはプログラムもソフトウェアもいっさいない。
脳はむしろ「ニューラル・ネットワークであり、
複雑に絡み合ったニューロンが絶えず配線を繋ぎ替えている。
「正しい判断をするたび、そのニューロンの経路が強化される」
→継続は力なり
・ニューラルネットワークは、デジタルコンピュータとは全く構造が違う
・ロボットの課題
→概念理解ができない
→常識がない
→経験によって学べない
6歳児の知っている常識を記述するには、
何億行ものコードが必要になる。
<人工知能の未来(近未来〜世紀の半ば)>
→形式化されたルールベースのシステムに従う
・世界のロボット(商用)の30%が日本にある。
・2日オンは人口動態的な脅威に直面している。
・モジュール型ロボット
・科学者は現在、感情の真の本質を理解しだしている。
まず、感情は我々に、自分にとって良いものと害のあるものを教えてくれる。
・感情の主な目的の一つは、我々に価値観を与え、何が重要で、何が可愛くて、
何が貴重なのかを決められるようにすること。
→感情がなければ、すべてが同じ価値になる。
<脳の構造>
爬虫類の脳・・・平衡感覚、攻撃性、縄張り意識、食糧探し
大脳辺縁系・・・集団で狩りをする社会的な動物は、群れのルールを
理解するために、高度な知力を必要とする。
大脳皮質・・・物事を推論する。○○、ということは□□では?
(未来がわかってしまう。)
・光遺伝学
→神経経路を明らかにする
→行動を制御できる
・ショウジョウバエでは行動の誘発に関わるニューロンはたった2個だが、
マウスの意思決定では300個が活性化される。
・一つ一つが何千もの他のニューロンと繋がっている。数十億のニューロン。
→一つ一つを実際につきとめる
・2009年 人の大脳皮質の1% ニューロン16億個と結合9兆個
ほぼ猫の大脳皮質にあたるものをシミュレーションすることに成功
・どの遺伝子も、何らかのタンパク質のコードとなっているが、
そうしたタンパク質の大半が人体でどのような役割を果たしているのか不明。
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【VR以外含む】2100年の科学ライフ<コンピュータの未来(世紀の半ば〜遠い未来)>
「2100年の科学ライフ」で、特に印象的だった内容をメモするシリーズです。
<コンピュータの未来(世紀の半ば)>
・ジョージ・ハリスン「すべては移ろいゆく」
→ムーアの法則の終焉
→新しいコンピュータを買わなくなる
→資本主義の経済構造を揺さぶる
・コンピュータ革命・・・物理学の原理に基づく
<ムーアの法則の前提>
1. コンピュータの計算の速さ
→電気的なシグナルが宇宙における究極の速さである。
光速に近いスピードで伝わるから。
2. レーザ光に詰め込める情報の量はほぼ無限
3. トランジスタの小型化
(しかし原始サイズに達すると小型化の限界に突き当たる)
→2020年かその後まもなく、ムーアの法則はしだいに成り立たなくなる。
・今世紀の半ばには、現実と仮想の融合されたサイバー空間に暮らしているだろう。
・インターネットコンタクトレンズは、人の顔を認識、プロフィール表示、言語を翻訳。
・観光客は、古代の遺跡を再び観れる
・芸術家や建築家は、バーチャルの作品をいじったり作り変える
・見えないものが「見える」ようになる。3Dで視覚化
・動植物の名前もすべてわかる
・歩きながら空き部屋を見つけられる
・夜空はプラネタリウムになる
→手早く専門性の高い情報が手に入る
メモが要らなくなる。何も暗記しなくていい
・チップはいずれバーコードよりコストが安くなるから、どの商品にも見つけてスキャンできる「インテリジェント・ラベル」がつく
「万能翻訳機」・・・CAT(コンピュータ支援翻訳)
<コンピュータの未来(遠い未来)>
・「ブレインゲート」心でコントロールする
・fMRI(機能的磁気共鳴画像法)
→脳のエネルギーの流れを可視化する
→念力(テレキネシス)
・思考によって物を動かすには、「超伝導体」を利用すれば可能だろう
・20世紀が電気の時代だったように、未来は磁気の時代になる。
→輸送に革命
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【VR以外含む】2100年の科学ライフ<コンピュータの未来(序章〜近未来)>
「2100年の科学ライフ」で、特に印象的だった内容をメモするシリーズです。
<コンピュータの未来(序章)>
・指数関数的な伸びは把握しづらい。人間は直線的思考をするからだ。初めは緩やかなので、その変化に気づかない。しかし何十年も経つと、我々を取り囲む状況はすっかり変わる。
・チップはいずれビニールの包装より安くなり、バーコードに代わる。自社製品をインテリジェント化しない企業は競争に潰される。
・将来のコンピュータは、電気、紙、水道のように、ありふれた(姿を隠す)ものになる。
・2100年までにコンピュータの性能が急激に向上すると、我々はかつて崇めていた神話の神々のような力を手に入れ、思考だけで周囲をコントロールできる。
<コンピュータの未来(近未来)>
・コンタクトレンズがネットにつながる(AR/VRのようなものを言っている)
・覚える必要がなくなっていくから、教育者は思考力や推理力に重点を置くようになる。
・自動車のインテリジェント化はすぐには起こらないだろう。軍がそうした車両を利用し、その過程で問題点を解決する。次にロボットカーが市場に出て、初めは週間のハイウェイの退屈な直線ルートを走る。郊外や大都市でも登場するが、緊急時にドライバーはいつでも操縦権を奪える。
・かつて「コンピュータの革命は人間性を奪い、人を孤立させる」と嘆いた。実際には友人や知人の輪を急激に拡大した。
・かつて1万ドル以上だった薄型TVの価格は、1/50になった。いずれ壁一面のスクリーンの価格も急激に下がるだろう。
→フレキシブル・スクリーン・テクノロジー(伸び縮み可能)の一般化。
・触覚テクノロジー
・ホロデッキとは、仮想世界を動き回り、仮想の物体に触ることのできる場所。(全方向トレッドミル)
・「医師」はまるで人間のようかもしれないが、実は単純な質問をするようにプログラムされた動くイメージにすぎないかもしれない。遺伝子の記録を完璧に持っていて、危険因子を考慮した指示をする。
・トリコーダー(検査機)
・一人で死ぬことはなかなかない。
・服を着ればオンラインになる。
・スマートピル(錠剤にチップを入れたもの)
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【VR以外含む】2100年の科学ライフ<はじめに>
「2100年の科学ライフ」で、特に印象的だった内容をメモするシリーズです。
<はじめに>
・未来を理解する上で重要なのは、自然の基本的な法則をつかみ、それを発明やマシンや治療法へ応用して、はるか遠い未来の文明の特徴をより明確にすること。
・科学者でありながら、未来を語る本を書いている点で本書はめずらしい。
・世界でもトップクラスの科学者や思想家・夢想家300人以上にインタビューした内容を元にして著されている。
・レオナルド・ダ・ヴィンチは、当時の進歩的な考えを持つ何人かに助言を求め、未来への深い洞察を得た。いつでも実験し、物を作り、設計図を書いた。
・ジュール・ヴェンヌは「20世紀のパリ」及び「月世界旅行」で驚くほどの正確さで100年予測をした。科学者を見つけては質問を浴びせていた。
・本書も似たようなやり方をしている。
・未来についての予言は、上記のようなわずかな例外を除けば、常にテクノロジーの進歩ペースを過小評価している。
・歴史を残すのは楽観論者であって、悲観論者ではない。
・本書で触れる科学的発展の内容は、これまで知られている物理法則※と矛盾しない。
・2100年までに我々は、かつて恐れ敬っていた神々のようになるべく運命付けられている(宗教的な意味ではなく、テクノロジーの進歩で実現しうる世界の比喩)
・考え方の基礎としては量子論が土台となる
コンピュータ →心の力で物を操れるようになる
ナノテクノロジー →何もないところから何かが生み出せるようになる
人工知能 →ものに知能を持たせられる
バイオテクノロジー →完璧な体を作れる
・現代のテクノロジーと原始的な祖先の葛藤があるところでは、原始の欲求が勝つ
→穴居人の原理
・未来の人々の社会的欲求を予測したければ、10万年前の社会的交流を考え、10億倍すればいい
→噂、ゴシップ、ソーシャルネットワーク、娯楽
・娯楽・・・部族内での自分の地位を確立するためにも重要だった。異性への健康誇示表現
・芸術の創造は、娯楽のためになっただけでなく、大半の情報を記号的に扱う我々の脳の進化において、重要な役割を果たした。
※その他メモ
・自然界の4つの力と基本法則
1. 重力・・・アイザック・ニュートン
→蒸気機関・機関車 →産業革命
2. 電磁力・・・トーマス・エジソン、マイケル・ファラデー、ジェームズ・クラーク・マクスウェル
→電化製品 →電子の革命
→量子論
3. 弱い核力・・・アインシュタイン
4. 強い核力・・・アインシュタイン
→核兵器など
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記事更新について
少し記事更新が滞っておりましたが、
今日あたり、更新できていなかったVRニュースまとめを
更新しておきたいと思います。
また、ある程度VR関連のニュースが多くなってきたことと、
似たようなニュースや意見記事が多くなってきましたので
今後は特に気になった話題やテーマのみをブログでメモしていきたいと思います。
VRニュースまとめも、これまでは5〜6割以上は拾ってきた気がしますが、
もっとフィルタリングをして、私が個人的に気になったものを数個、
ピックアップして残していくなどをしていきたいと思います。
なお、VR以外のテーマでも、VR周辺のテーマ(AI/IoT等)に関連する内容は
上記のメニューバーの「VR以外含む」特別編として
たまにメモしていきたいと思います。
特に、私が最近読書した「2100年の科学ライフ」という本など、
VRの界隈の方もご存知の方が多い内容や
そうした一部の方々では「共通の未来意識」となっている内容については
VRに関係なくメモしていきたいと思います。
以上、記事更新についてでした。
【VRニュースまとめ】2016/6/13〜6/17週
2016/6/13〜6/17週で、特に気になったニュースなどをまとめました。(ニュース以外もあり)
※なお、過去の週間VRニュースまとめは、下記のページにあります。
◆【アダルトVRフェスタ】主催者「リアルはコスパ悪い」 超満員で入場不可の"アダルトVRフェスタ01"という試みとその先
<プレイステーションVRの発売日決定と予約開始>
※発売日が10月13日に決定
◆PlayStation VRのHP(ソニー)
※プレイステーションVRの強み →「プレイステーション」ブランド
※6月18日にPlayStation VRの予約開始 →速攻で品切れ
※PlayStation VR予約に関するAmazonの対応に関する批判が殺到
<PSVRのコンテンツに関する発表>
◆Sony、ファイナルファンタジーXVのPlayStation VR対応を発表
◆[E3 2016]Ubisoft,VR用タイトル「Star Trek: Bridge Crew」を発表。発売は2016年秋予定
◆「E3 2016」で発表されたPS4向け最新タイトル&PS VR対応タイトルまとめ
<産業でのVR活用>
◆VR(仮想現実)で賃貸物件の内見ができる「VR賃貸TM」提供を開始
◆「VR会議室」がリモートワークの進化を加速
◆VRは娯楽より企業利用がメインか?…DIRTTのVRソフトICERealityはリアルタイムでオフィスレイアウトを助ける
◆スポーツの見方が劇的に変わる!株式会社ピクセラの開発するVRスポーツライブ配信システムについてインタビュー【VRインタビュー一気読み!】
<その他:体験機会の拡大>
※かなりの台数が設置される
◆自遊空間、40台以上のVR機器を置いたネットカフェをオープンへ